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真・その名はマコト(メインデッシュパート.4,5)

 超 鈴音。世界樹周辺の下準備は完了したぞ。
 おおっ、ご苦労だたネ、マコト君。正直言うとそちらは後回しにしようと思てたネ。
 人員不足はどこの組織も一緒か。
 ハハハ・・・・。
 まぁ、これで俺の仕事は一段落。あとの事も予定通りでいいんだな?
 うむ。もちろんネ。
 “より好い世界の為に”
 その言葉を最後にマコトとの通信を切る超 鈴音。
「・・・・マコト君か、使えるネ」
 薄暗いコンピューター室で口元を吊り上げる少女の姿がそこにあった。


※               ※                 ※


 なにも真昼間に人払いの魔法使ってまで此処で会合を開く事なくない?
 学園長の言っている内容はだいたいわかっている。だから今更驚く事もない。
 イコール、暇だ。
 なんとなく周囲を見渡す、空にどこか見覚えのある幽霊を見つける。
 幽霊もコチラに気付いたらしく。笑顔で手を振ってる。
 おいおい悠長に手なんか振ってる場合じゃないだろ~?
 探知されて魔法ぶつけられても知らねーからな。
「誰かに見られています」
 ええええええっ!? 愛衣ちゃん意外に感覚鋭いんだね。
 そうこうしている内に髭にサングラスのダンディ教諭が無詠唱の風魔法を放った。
「お?」
 風魔法は幽霊少女の横を通り過ぎて少女同様に浮いていた機械をスクラップに変えた。
 幽霊少女に直撃するのもマズかったが、偵察機を破壊されたのもマズイ。
 あっという間に追手が掛かる。
 おいおい、大丈夫なんだろうな超 鈴音。
 一応、緊急時には俺を含む戦闘要員に携帯で二回コールが鳴らす事になっているのだが・・・・。
 瞬間、僅かだが、鋭い殺気が身体に突き刺さる。
「マコト、主はいかんのか?」
 殺気の主は学園長のじい様だった。片方の瞳を真っ直ぐマコトを見据え、投げ掛ける言葉に感情を入れず無機質な声でそう言った。
・・・・まさかとは思うがバレてるのか!?
いや、考えすぎだ。ここは冷静に対処しなければ。
「・・・・愛衣や高音先輩、それにガンドルフィーニ教諭がいれば十分だろ? それとも学園長はあの三人では役不足とでも?」
「・・・・お主はもうちょっと人の話を聞く事に努力した方がいい様じゃのう」
「へ?」
「ワシが言いたいのは皆解散したのにお主だけここから動かんから“主はいかんのか”と訊いたのじゃが?」
 気付けば俺と学園長を残して、回りは多数の生徒に埋め尽くされていた。
 いかんな。疲れが出たのかもしれん。
「・・・・あははは、なんでもねーよ。そんじゃあ失礼」
 マコトはそう言い、足早にその場を去った。
「ふぉっふぉっふぉ。若人の成長を見るのは良いのう」
 学園長はそう零し、人混みに消えて行った。
 マコトは移動し、周囲を確認してから転移魔法を使い、飛行船の上に出る。
 いやいや、今のやりとりはちょっとマズかったかも・・・・。
 あの手の老人は妙に勘が鋭かったりするんだよな、京都神明流のババア然り。
・・・・もっと心の鍛錬が必要だなぁ。
 今は兎も角、雇い主を救うか。
マコトは目を閉じ、学園都市全ての魔力の変動を探る。
 超を追う三人は直接追わず、高音お姉様の影を使ってジリジリと追い込んでいる様だな。
ふーむ。俺が変身セットを身に着けて直接助けに行くのはちょっと得策ではないな~。
 今日から目を付けられても面倒だし・・・・。
 龍宮の姐上は今日まで自身の仕事で不在・・・・。 
 という訳で、さっそく君の出番だ・・・・ネギ君。
 マコトは詠唱を始める。
 携帯を使うと無駄に通話記録とか残るからな、こういう時に為に遠くの相手と会話出来る魔法は便利だぜ。
 まぁ、便利つっても携帯程便利な代物じゃあないがな。
「あ~もしも~し」
 詠唱を終え、現出した魔法陣はマコトの目の前に固定される。
「っ!? マコト君!!」
「おお。無事か」
「丁度よかったネ! ちょっと助けて欲しいヨ!!」
 あ~。息遣いを聞く限りそんな感じだな。
「悪いが、俺が直接助けるのは無理だ。こんな早い段階からお前みたいに有名になりたくないのでな」
「・・・・」
「今溜息吐いたな! 失望したみたいな溜息ついたろ!」
 まぁ、聞けよ。とりあえず方向転換だ、そっちじゃなくて西に向かって走れ。そうそう、いいぞ。それで連なる建物の終わりで爽快に転落して下の露店に豪快に突っ込め。
「それで、その後はどうするネ!?」
「安心しろ、落ちた先にナイトがいるから。後はお前次第、じゃあ、先に飛行船で待ってるぞ?」
 そう言い、マコトは魔法陣を消した。
「あれ? マコトさん? もういらしてたんですか?」
 きたか・・・・。
「・・・・ああ、茶々丸さん。少し頼みたい事があるんです」
 超はいま下に居て、龍宮姐上は仕事で不在、今この飛行船には俺と茶々丸さんとハカセだけ。
 やるなら今しかない・・・・。
怖い? 怖いね、下手をしたらマスターに殺され兼ねん。
やめとく? いや、ここで茶々丸さんに首輪を付けとかないと計画の達成はない!!
「はぁ、なんでしょうか?」
 “ちょっとだけ俺の物になって欲しいんです”
「っ!?」
 茶々丸はマコトの異様な気を感じ取り、瞬時に距離を空ける。
「こ、これは・・・・何の真似ですか・・・・マコトさん・・・・」
 そう言い残し、茶々丸の機能が停止する。
「・・・・」
 言葉にスペルを織り交ぜる混乱の魔法・・・・。
 マコトは自らの血で茶々丸の首に一文字一文字丁寧にスペルを描いて行く。
 そしてスペルが首を一周した所で首筋に口づけをする。
 すると首輪の様に書かれたスペルは妖しく光り、ゆっくりと消えていった。
「・・・・ごめんな茶々丸さん」
 誰にも届かない謝罪は風と共に流れていった。
「ハカセー!! ハカセー!! 茶々丸が急に動かなくなったぞ!!」
「ええええええええ!!」
 そして夜・・・・。
「どうだったよ? ナイト(ネギ君)は?」
「うむ、茶々丸のデータやハカセの話で知ってはいたが、思ったよりも良い奴だたヨ。気にいたネ」
「気に入ったねぇ~。そんな悪代官みたいな面で言われるネギ君が不憫でならんわ」
 眼前で上がる花火の光に照らされる二人の顔は似たり寄ったりであった。
「ところで茶々丸は一体どうしたね?」
「いや、俺と挨拶を交わした直後に急に動かなくなってよ、ハカセが言うにはなんの異常もないらしい。念の為、今日は早めに休ませるってよ」
「異常がないならそれで良いネ。・・・・さて、始まるヨ♪」
 超が見下ろすは発光現象が始まった世界樹。
「ああ、始めようか・・・・」
 マコトは既に超から支給されたローブを身に付け、最後に奇妙な面を身に付ける。
その面には目も鼻も口も無く、ただ行書体で“超包子”と書かれた白い面。
「楽しくなりそうネ♪」
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